研究員のひとりごと

東京自治研究センター研究員のブログ

2016-01-01から1年間の記事一覧

奥多摩町前町長、大舘誉さんのお話しを伺いました。

東京自治研究センターでは、自治体の地方創生総合戦略について首都圏(東京、神奈川、千葉、埼玉)のいくつかの自治体調査を実施しています。 ところで、東京・奥多摩町は中央政府から見れば『消滅の運命にある自治体』かも知れません。 しかし、本当にそうな…

ヘリコプターマネー

このところ、「ヘリコプターマネ―」という言葉が経済誌や新聞などで語られている。日本経済新聞の「やさしい経済学」でも早稲田大学の若田部教授により連載された。 もともとは、米国経済学者のミルトン・フリードマンが最初に使った「たとえ話」だが、ヘリ…

熊本地震から2か月 南阿蘇村の前田信一さんからのレポート

4月14日から震度7の地震が連続して発生し、5月19日には震度1以上の有感地震が1500回に達した熊本地震。長引く避難生活と余震の連続で、被災者の精神的なストレス障害、不眠やうつ病、不安に耐え切れない子ども達など、これからの支援のあり方が問われていま…

戦後71年目の年の初めに、日本社会の在り方を考えるための第2弾は、沖縄代執行訴訟の翁長知事意見陳述です。

代執行訴訟 翁長知事陳述書全文(2015年12月2日) 【目次】 1 知事に立候補した経緯と公約 2 沖縄について (1)沖縄の歴史 (2)沖縄の将来像 3 米軍基地について (1)基地の成り立ちと基地問題の原点 (2)普天間飛行場返還問題の原点 (3)「沖…

戦後71年目を迎え、年の初めに今一度社会の在り方を考えてみました。第1弾は福井地裁、大飯原発運転差し止めの判決文です。

【少し長いですが、教科書と思って読んでください】 大飯原発3、4号機運転差止請求事件判決要旨(2014年5月21日) 「・・豊かな国土とそこに国民が根を下ろして生活していることが国富・・」 【主文】 1 被告は、別紙原告目録1記載の各原告(大飯原発から250キ…