研究員のひとりごと

東京自治研究センター研究員のブログ

2014-01-01から1年間の記事一覧

玉城沖縄県議会議員講演要旨を掲載します。

沖縄県議会議員・「島ぐるみ会議」事務局 玉城義和講演要旨 *「島ぐるみ会議」=沖縄建白書の実現をめざし未来を拓く島ぐるみ会議 ■2014/11/28 午後6時30分 田町交通ビル6階ホール ■主催/沖縄と連帯する東京集会実行委員会主催 沖縄県知事選挙では、現職の…

川内原発、自治体合意で再稼働か  原子力規制委員会「適合」判断

7月16日原子力規制委員会は定例会合で、九州電力川内原発1,2号機(鹿児島県薩摩川内市久見崎町)について原発の新規制基準を満たしているとする判断を下した。安倍政権は規制委員会の基準を満たせば、それを根拠に地元自治体の合意で再稼働する考え方である。…

地域からの発信 集団的自衛権

7月1日、安倍内閣は臨時閣議で集団的自衛権の行使容認を閣議決定した。 憲法9条に関する歴代内閣の解釈を本質的に転換したもので、立憲主義をも否定する暴挙といえる。 これに対して、200近い地方議会から反対を趣旨とする意見書が可決されている。東…

富岡製糸場世界遺産登録、6月23日に思う

6月21日(土)、カタールのドーハで開催中のユネスコ世界遺産委員会は「富岡製糸場と絹産業遺産群」の世界文化遺産登録を決定した。昨年の「富士山」に続く世界文化遺産登録で、産業施設としては初めてということだ。 確かに世界遺産というお墨付きで、「富岡製…

5月16日、東京主要6紙朝刊の1面タイトルと社説の要旨。

5月15日、首相の私的諮問機関である「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」(安保法制懇)は、憲法解釈による集団的自衛権行使容認を基本とする報告書を安倍首相に提出した。これを受けて安倍首相は、現行憲法で集団的自衛権は行使できないとする憲法解…

拡大する自治体の臨時・非常勤職員、雇用のブラック化

1.総務省・地方公務員の臨時・非常勤職員について(過去3回実施、2005,2008,2012)の調査結果 【調査時点】 2012年4月1日現在 【調査対象】 任用期間6カ月以上、かつ勤務時間19時間25分/週以上 【結果概要】 特別職非常勤(地方公務員法3条3項3号)…231,209人(…

ごうるでんウィーク

今年のごうるでんウィークはいつから始まるのだろうか。 連合はかなり前からごうるでんウィークの初日にメーデーを開催しているので、それからすると4月26日から始まったことになる。今日で3日目だが、私も含めて周りの人々は休まず出勤しているようだ。 と…

今回の月例フォーラムは「都市と農」、東京集中政策の矛盾をえぐります。

東京自治研究センター 月例フォーラムへのお誘い 都市と農(食・みどり・水)-社会的共通資本の再構築をー 東京自治研究センター・月例フォーラムは、この間「子どもを大切にする社会」「男女共同参画がデザインするコミュニティ」「高齢社会の住まい方」などをテ…

脱原発と都知事選挙

脱原発と都知事選挙 1月23日告示、2月9日投・開票の東京都知事選挙の主要な候補者がそろったようです。都知事選挙は巨大都市東京の様々な行政課題とともに、日本の首都としての東京のあり方も問われる二元的な要素が絡み合い、都民の選択というかたちを…

2014年を迎え「研究員のひとりごと」を再開します。

2014年を迎え「研究員のひとりごと」を再開します。 関東地方は穏やかな新年を迎えました。そして今年は平成26年、昭和から平成に変わり既に25年、平成の時代も四半世紀の時を刻んだことになります。昭和生まれで昭和育ちの私にとって、「平成」という響きに歴…